• [09月21日(木曜)]
  • 石川県商店街振興組合連合会の役員研修会での講演
  • 何と、尾張町が石川県商店街振興組合連合会の役員研修会での講演をすることになりました
    たまたま、山田理事長が同連合会の理事長もしているからでは決してありません
    歴史と文化を生かした街創りの行動が注目され
    その実践事例を役員研修会で話すことも、理論講演会とは違った意味で勉強になるのでは......
    きっと、そんな配慮から選ばれたのだと思います
    専務理事としては、日ごろ実践していること、感じていることを
    ありのままに話す機会の場が設けられたとして、自然体で臨みました

    講演テーマは「前田家と商い文化」(前田家を中心とした加賀の女性の位置づけ)とし
    内容は、前田家の戦略的街作りと情報収集の方法を縦軸に
    おまつの方を始めとする三代の藩主正室や尾張町商人の妻の陰ながらの働きを横軸にして
    現代に続く、文化を基盤にした商いの姿勢を問い直してみました
    勿論、時代を反映して、ニューメディアからマルチメディア、ITへ至る動き
    情報発信のインターネットの双方向利用への可能性など
    一見、まるで無関係なことを話しながら
    実は「人様のお役に立つ」ことを基本姿勢とする商人こそが、これらのことを結びつけることが出来るのでは

    ささやかな尾張町からの話でしたが、如何でしたでしょうか
    日ごろ、人の講演を聞くことは多く、自由に評価したりしているのに
    自分から講演してみると、本当に謙虚な気分にさせられます
    でも、今回の話は理論ではなく、実践し続けている行動実績をベースにしています
    私たちの街の行動姿勢が、少しでも当日来られた役員の方々の参考になればと思っています