• [10月26日(日曜)]
  • 名古屋市中川区民祭りに参加
  • 名古屋市中川区は人口21万を有する名古屋市で一番大きな区なので、区民祭りも区内の会場を持ち回りにしているそうです。
    露橋公園→富田公園→荒子公園と巡り、今年は最も前田利家公に縁の深い、荒子城跡横の公園です。
    地域の人たちの熱意もひとしおで、法被まで新調するほどでした。

    例年のごとく、金沢市観光課・観光協会とともに前日より出発し
    利家公のどんちょうのある荒子小学校→前田城跡の速念寺→荒子観音→荒子城跡の富士権現社→荒子公園の会場と見て回りました。

    夜は、翌日に備えて中川区の方々と金沢の私たちの懇親交流会に招いてもらい
    当日への英気を大いに養いました。
    今年からは、利家公の奥方まつの生誕の地、七宝町も区民祭りに参加するとのこと
    重要文化財の「ばどん」も出品され、しかも会場から周辺地域を練り歩くとか......盛り上がりの凄さを痛感させられました。

    中川区の方々の熱意が、そのまま私たちの熱意にもなり
    2003ミス百万石とまいどさんの、2人の加賀美人も会場の入口で決意も新たにしました。
    優しい女性の姿もよいものですが、こんな胸に秘めた闘志を持った姿も、また魅力的に感じられます
    きっと、おまつの方が、利家公亡きあとに前田家のために単身江戸表へ旅立った時も、目的を持ったたくましい女性の魅力を発散させていたのかもしれません。

    男性陣も負けじと、会場の金沢ブースの整備を行ない
    のぼり旗・パンフレット・記念グッズ・紹介のためのパソコンの準備も整いました。

    堀田中川区長の挨拶の後、金沢市を含めた関係者が揃って、今日の区民祭りの盛況を願って鏡割り
    中川区のお酒、「常磐」の勢い良さが発端となり、人、人、人......

    見てください、この人出を
    さしもの荒子公園も狭く感じられるほどで、4〜5万人は来ているのではないでしょうか。


    張り切り娘二人と尾張町専務理事は、そんな中、舞台に上がり
    金沢のPRと、ちょっとクイズゲームも行ない、盛況を得ました。

    金沢のブースも、今年の加賀美人二人が看板となってたちまち人だかり
    お昼ご飯を食べそこねる程でした。

    金沢の隣のブースは、おまつの方の生まれ故郷である七宝町
    「まつ姫」という新鮮なお嬢さんがいて、私たちのミス百万石と利家公絡みでエール交換をしました。

    区民祭りの後半の盛り上げ役は、何といってもじゅうゆう文化財の「ばどん」の登場
    利家公が荒子を出発する時、近隣の七ヶ村それぞれに武勇を伝えるために馬の鞍→ばどんを贈り
    以降、各村々が飾り付けを競う内に、重量が200〜250kgとなり、現代の普通の馬ではとても乗せて歩けなくなってしまったとか
    今日は、現在まで残っている美術館以外の富士権現社の「ばどん」に、本当に久しぶりに生きた馬に乗せてのお披露目です。
    引き手が何十人も参加し、利家公が立身出世をした私たち金沢への思いを馳せているかのようでした。
    最後は、火縄銃の一斉射撃で来年の区民祭りへと受け継がれ、ただただ圧倒されっぱなしの区民祭りは終了しました。
    中川区の皆さん、荒子の皆さん、来年もまた宜しくお願いします。

    今年の区民祭りチラシです→画像をクリックしてください