[9月15日(月曜祭日)] 2008史跡コンサート
金沢芸術創造財団の運営になって2年目、
尾張町も若手を登用した運営にする一方、演奏形態も今年は大きく変えました。
演奏者を固定した人数で行うのでなく、数人の演奏者が曲によってメンバーを入れ替えながら演奏する!
一見、リレーのように思えるのですが、違いは人数までも曲によって自在に変更することです。
最小四人から、最大六人までの恒星で演奏させてもらいました。
一見、慌ただしく感じられましたが、実際の演奏ではそんなことは感じられなく、
逆に曲ごとに新鮮さが増し、飽きることなく聞き込めたことです。
サクソフォン・アンサンブルということで音色も大きく、空調を切らなくても、それ以上の音量で演奏されるため
聞く側も、まだまだ残暑の厳しい中、快適な気持ちでおられたことは助かりました。
主催者側として一番気にしたことは、観客が演奏者の人数に圧倒されないかということでしたが、
町民文化館のアーチの中に、最大六人が演奏しても、そしたる圧迫感もなく、
本当に素直に聞け、ほっとしました。
いつしか、お世話の気苦労も忘れ、一般の方々とともに、演奏に聞き惚れている自分を発見し、ほほ笑ましい笑顔を返していました。
時間はたちまちの内に過ぎ、演奏者も観客も満足の内に史跡コンサートは成功裏に終了しました。
ありがとうございました。また来年もご縁があれば、よろしくお願い致します。