[10月25日(土曜)〜26日(日曜)] 名古屋市中川区民祭りに参加
そろそろ天候が怪しくなるころ、金沢と違って名古屋は多分大丈夫だろうと思い、朝目覚めてみると外は雨
しとしと降る雨が、だんだんに小降りになるのに希望を抱きながら、会場に到着
本部席のすぐ隣に設営された金沢ブースで、金沢市観光協会の徳田事務局長、まいどさん、ミス百万石、金沢市観光交流課の本氏、尾張町商店街の石野専務理事の5人は準備にかかりました。
恒例の加賀百万石の芸能、宝生流の謡「岩船」の一節を石野専務理事が「宝の御船をつけおさめ〜」と謡い出したころが一番雨足が強かったのでしょうか。
続く、鏡割りのころから徐々に弱くなり、今年の会場の富田公園(3ヶ所を年毎に回るため)には続々と人が集まり出して来ました。
去年から観光交流の一環として、金沢のお菓子類を物販し始めたので、今年もおそるおそる金沢ブースに並べてみたところ、
見て下さい!この人の集まり、確か雨は小降りになったというものの傘がないと困る状態のはず、
金沢だったら雨が止むまで外出を控えるところですし、ましてここは何もない公園のど真ん中、人出がさっと引いても不思議ではないのに......
次から次に、人が集まって来るのです。
会場を見回すと、雨なんか何のその、きしめんには大行列が付いているし、あちこちでフランクフルトや焼きそばを食べているんです。
そうした定番と違う金沢のお菓子は、また別の魅力があるのでしょうか。人気は上々。
中川区長さん(右の方)もやって来られ、ミス百万石と並んでパチリ
前田利家公の出身地という縁で結ばれている中川区と金沢の橋渡しも、こころの交流で、よりしっかりして来ました。
でも何んといっても、今回同行して来たこの二人の加賀美人
ミス百万石の本野さんと、まいどさんの又野さんのコラボレーションによる、「百万石の笑顔」が素晴らしかったです。
お二人にはそのまま舞台に上がってもらい
百万石のクイズを出題してもらい、回答者に金沢らしい記念品を配らせてもらい
金沢の魅力をPRしてもらうと舞台の周囲は黒山の人だかり。
この後、尾張町商店街から中川区へ、金沢の伝統的な遊びである「旗源平」のセットをプレゼントすると、感謝状まで戴き恐縮しました。
→表彰状の画像をクリックしてもらえれば「旗源平」の写真が見られます
そうこうする内に、金沢から歩いてきたという一隊が到着し、舞台挨拶
一段落した隙にミス百万石とお抹茶席に......
きちんと裏千家の作法通りにお茶を飲むミス百万石に感心しつつも、習い事をしている人口の比率の高い文化度を改めて思いだしながら、
名古屋の茶道人口の多さも、こうしてお茶席に座って見ると痛感させられる次第です。
着物姿の名古屋美人と、加賀美人のミス百万石......女性はおもてなしを大切にする茶道の心得を持つ、人様への優しさを配慮できる姿勢が本当の美しさなのですね。
雨は時折り小止みになりながらも、なかなか降りやまなかったのですが、集まる人出が途絶えることがありません。
中川区の関係者に聞くと、少なくとも四万人は超えて五万人に迫る勢いとか
舞台の上から眺める第一会場の人出が雨の中でもこれだけであり、通りを挟んだ第二・第三会場を入れれば納得できる人出なのでしょう。
多くの人が集まり、多くの方に金沢と尾張町を知って戴き、多くの方も会いに来て下さり、ありがとうございました。
何より、多くの方に金沢の名産も買って戴きましたし
閉会の3時前には、用意した名産品もチラシ類も売り切れ、後は金沢の顔を代表する私たちだけになりました。ありがとうございました。そしてお疲れさま。
来年の中川区民祭りは荒子公園で開催されますので、皆さま来年またお会いしましょう。